投資のヒント

NISAとつみたてNISAの違いとは?差が出る資産運用


「資産運用を始めてみたい!」と思っていても、「NISA」「つみたてNISA」の違いを明確に答えられる方は少ないはずです。

しかしこの違いを知っていないと資産運用に大きく影響します。

そのため、この記事では「NISA」「つみたてNISA」違いを分かりやすくご紹介していきます。


まずは、「NISA」と「つみたてNISA」共通点についてご紹介し、
そのあと、違いについて詳しく見ていきます。

10秒でわかる、NISAとつみたてNISAの共通点と違い



簡単にまとめると、NISAとつみたてNISAの共通点は、

  • 投資で得た利益が非課税になる


違いは、その目的です。

  • NISAは、短期的な投資で値上がり益を狙う。

  • つみたてNISAは、長期、分散、つみたて投資で、資産を増やす


NISAとつみたてNISAの共通点とは?



NISAの正式名称は、「少額投資非課税制度」。
どちらも、投資で得られた利益が非課税になります。


通常なら、投資で得られた利益に対して、約20%の税金がかかりますが、


NISA口座では、約20%の税金が非課税になります。

こちらの例で言えば、NISA口座なら、60,945円分お得になります。


NISAつみたてNISAどちらでも投資利益にかかる税金が非課税になる、
という点は共通しています。



NISAとつみたてNISAの違いとは?



二つのNISAの違いを、こちらの図を元にご紹介します。

投資限度額


つみたてNISAの投資限度額は、年間40万円まで、となっています。


それに対し、NISAの投資限度額は、年間約120万円まで、です。

2023年までは、年120万円まで、

2024年以降は、年122万円まで、となっています。


NISAの限度額が、

2023年までとそれ以降で異なる理由は、

2024年にNISAのシステムが一部変更になるからです。

非課税期間



NISAの非課税期間は、5年

対して、つみたてNISAの非課税期間は、20年です。


NISAの場合、非課税期間が5年なので、一度買った投資商品を5年以内に売らなければならないかもしれません。

必ず売らなければいけない、というわけではなく、5年で売らなければ、非課税の恩恵が得られなくなるのです。

つまり、NISAには、短期間で値上がりするような投資商品を選ぶのが吉ですね。

しかし、そう簡単に見つかるとは限りません。


対して、つみたてNISAの非課税期間は20年あります。

投資商品も、20年という長期スパンでは、利回りがプラスになりやすい、ETF(上場投資信託)や株式投資信託なのです。

つまり、長期、分散、つみたての投資には、つみたてNISAがぴったりですね。

口座開設の期限


NISAの口座開設は、2028年までに済ませる必要があります。

つみたてNISAは、2042年までに口座を開設しましょう。


こちらは、あくまでも口座の開設期限であって、非課税期間が終了する期限ではありません。

投資できる商品


投資できる商品もそれぞれ異なります。


NISA口座では、主に以下の5種類の商品に投資できます。

NISA口座で投資できる商品

  • 国内外の上場株式

    (トヨタ自動車、Googleなどの個別株


  • 株式投資信託

    (大勢の投資家から集めた資金を、多くの株式に分散投資する商品)


  • 国内外のE T F(上場投資信託)

    (株式投資信託と似ているが、上場している株式にのみ分散投資する商品)


  • 国内外のREIT(不動産投資信託)

    (大勢の投資家から集めた資金を、多くの不動産に分散投資する商品)


  • ETN(上場投資証券)

    (発行した金融機関の信用力を担保に、株式指標に連動することを保証する債券




対して、つみたてNISAに投資できるのは、以下の2種類の商品のみです。

しかも、金融庁の基準をクリアした、資産運用にふさわしい商品なので安心ですね。

つみたてNISA口座で投資できる商品

  • 株式投資信託のつみたて商品

    (大勢の投資家から集めた資金を、多くの株式に分散投資する商品のうち、つみたて商品)


  • 株式指数を指標とするETF(上場投資信託)のつみたて商品

    (上場している株式のみに投資する投資信託、その中でも日経平均株価などの指標に連動する、つみたて商品)


まとめ


どちらも、投資の利益や配当にかかる税金が非課税になります。


二つのNISAの違いは、ずばりその目的です。

  • NISAは、短期的に値上がり益を狙う。

  • つみたてNISAは、長期的、分散、つみたて投資で資産を増やす。



「株で一儲けしてみたい!」という方は、NISAがおすすめ。

ただし簡単ではありませんし、不確実性が伴います。




資産を着実に増やしていきたいなら、つみたてNISAがおすすめです。

長期、分散、つみたて投資で、ゆっくりですが、確実に資産を増やしていきましょう。

新NISAの変更点まとめ次のページ

ピックアップ記事

  1. 投資方針
  2. 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
  3. 父が娘に伝える自由に生きるための30の教え
  4. 預金でお金は増えないので、運用したいが元本割れが怖い。

関連記事

  1. 投資のヒント

    SBI証券、楽天証券。証券口座を開くなら、どっちが良い?

    個人投資家からの人気が高い、SBI証券 と 楽天証券。どっち…

  2. 投資のヒント

    つみたてNISAを始めるべき、5つのメリット

    つみたてNISAは、投資初心者が、ローリスクに資産を増やしたい場合に…

  3. 投資のヒント

    iDeCoとつみたてNISAはどう違う?個人年金にはどちらが良い?

    iDeCo(イデコ)とつみたてNISA、似ているようで異なる資産運用…

  4. 投資のヒント

    預金でお金は増えないので、運用したいが元本割れが怖い。

    老後資金や住宅費、教育費など、生きていく上で何かとお金はかか…

  5. 投資のヒント

    投資信託とは?ETF?インデックス、アクティブなどの違いをわかりやすく解説

    世の中には、数多くの投資商品があります。投資信託、ETF、アクティブ…

  6. 投資のヒント

    預金でお金は増えないので資産運用したいが不安…

    老後資金や住宅費、教育費、生きていく上で何かとお金はかかるも…

カテゴリー

最近の記事

ピックアップ記事

  1. 投資方針
  2. 父が娘に伝える自由に生きるための30の教え
  3. 本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
  4. 預金でお金は増えないので、運用したいが元本割れが怖い。
  1. 投資のヒント

    新NISAの変更点まとめ
  2. 投資に役立つ本

    バカでも稼げる「米国株」高配当投資
  3. 投資のヒント

    iDeCoとつみたてNISAはどう違う?個人年金にはどちらが良い?
  4. 投資のヒント

    NISAとつみたてNISAの違いとは?差が出る資産運用
  5. NISA

    つみたてNISAとは?投資初心者は知らなきゃ損!
PAGE TOP